ノロウィルスの感染力
ノロウィルスはウイルス粒子10〜1000個で感染・発病するとされており、
感染力が非常に強いのが特徴です。
ノロウィルスの抵抗性と増殖
次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌は、不純物多いところでは
1000ppm以上の高濃度であれば短期間で殺菌できます。酸ならPH3以下、アルカリならPH10以上の溶液で感染力を無くすことができます。また、ノロウィルスは人の腸管でしか増殖できないので、食品や環境中では増殖できません。しかし、20℃で2週間くらいは感染力を維持できます。
ノロウィルスの発生と時期
ノロウィルスの食中毒事件は、平成13〜17年の間で約280件で1事件あたりの患者数は27〜45人で、他の食中毒に比べ
1件当たりの患者数が多いのが特徴です。また発生時期は10月から増加し、11・12月がピークを迎え、3月頃まで多く見られ、その後減少します。
ノロウィルスの原因食品と予防
カキを含む二枚貝がノロウィルスに汚染されるのは、感染した人の排泄物が下水処理施設をくぐり抜け、河川や海に流れ込み、それを吸った二枚貝の内蔵に蓄積されます。輸入生鮮魚介類では、シジミがもっとも多くアサリ、タイラギ、ハマグリ、赤貝、加熱用カキやエビ類などの順です。食品は、85℃で1分以上の加熱が必要で、また感染した人も症状が無くなった後も2週間くらいは、調理業務に就かないことが基本です。また発生した場合は、次亜塩素酸ナトリウム200ppmで調理施設や控室やトイレなどの手で触れるところの消毒が必要です。